専大玉名、甲子園おめでとう

数日前ですが、夏の甲子園熊本県代表に、専大玉名が名乗りをあげました。
初出場らしいです。
偶然テレビで9回の熊本工業の攻撃を目にしました。
一死から死球か何かで、出塁し一死ランナー1塁になりました。
迎える熊本工業は、左打者。
専大玉名の投手(背番号6)が投げたインコース高め胸元のボール気味の球にバットを引ききれずに三塁線に送りバント・・・・・。
うまく三塁線に転がり送りバント成功ですが、基本はストライクのみ対応です。
この時点で、ちょっと嫌な感じの漂いかけた専大玉名が、初球から送ってくれたので、二死2塁と逆に開き直れたと思います。
もう少しカウントをつくってから動けたら、逆に専大玉名も終わり方を意識せずにいられなくなったかと。
二死2塁で迎えたバッターも左打者、4番だったらしい。
外、外、外、でツーストライクワンボールになりました。
専大玉名の投手も140kmオーバーの投手らしいですが、投手というよりまだ速い球を投げる人から抜け切れていない気もしました。
ただ、決勝のあのイニングしかみてないのでなんともいえませんが、確実にストレートがシュート回転してました。
動かしていたのかもしれませんが、肩の開きが既にボールが抜けて当然・・・
持ち球にスライダーもあったみたいですが、あの回のフォームでは、スライダーのコントロールも怪しいと思います。
追い込みはしたものの、ストライクは、ベルト付近外一杯、ボールはシュート回転して外低めに外れています。
4球目、外でも変化球か内に1個行ければ、専大玉名有利だなと思ってみていた4球目、外低めに外れるストレート・・・
みているときは、4番打者とは知りませんでしたが、まぁ古豪熊本工業の打者、全てのストレートの見極めは雰囲気ありましたし、タイミングは問題なさそうでした。
5球目、歩かせてもいいから内か外の変化球ではずせと思ってみてましたが、外ストレートは狙い済ました様に綺麗に三遊間をわりました。
レフトが前進してきて捕球。。。。2塁ランナーは、3塁を回りました;;
レフトラミレスでも、突っ込みづらいタイミングでもあり、なんとも言えない結末・・・
賛否両論だとも思いますが、あのケースは止めるべきだったと思います。
2死1塁3塁で、次打者勝負が一番勝率がよかったと思います。
出来れば左打者でミートがうまい代打がいれば出したらもっと確率が。。。
右は、ナチュラルにシュートしてるので、対処しづらい気がしました。
左なら外ストレート狙いでいけた気がします。
カウント次第で、1塁ランナーとエンドランをかければ、初出場の掛かったあの場面でスタートを切ったランナーが目に入れれば面白い場面ではありました。
あの場面を任せられる投手ですから、シュート回転してる球には自覚があったと思います。
ストレートしか投げきれなかったのだと思います。
スライダーや意識し過ぎて低めを狙った場合、パスボールしやすい球の軌道でしたし、熊本工業が追い込まれてからの4番の綺麗なヒットで勝負を急ぎすぎたと思います。

専大玉名のあの投手がでも好投手扱いらしいので、今年のレベルは・・・・
まぁ高校球児をけなすわけはないので、仕方ない面もあるのかと思いますが、背番号6の時点でそれなりに自覚はあるのかと。
一回りならどうにか持ちそうですが、二回りは甲子園レベルではきついと思います。
あのケースで、変化球かインコースに投げきれない投手は、厳しいいい方ですが投手ではない。
ただ、一発勝負のトーナメントですから何が起こるか判らないのが甲子園!
頑張ってください・・・・・・。

熊本工業も不作だったんですかね、熊本予選の結果からみると、確かに1VS0の試合は予想外だったと思います。
かなりなミスが、両者あったのかと。。。。特に工業に計算外な事が。
3点勝負な感じだと思いますので、拙攻の焦りが募りすぎたのかと思いますが、高校生だけに監督の采配が熊本工業乙だったと思います。